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UCLA Medical Center
菅一成 (平成16年卒)

2007年の12月からUCLA Interventional NeuroradiologyにてResearch fellowとして勤務しており、その研究環境・内容につき簡単にご紹介したいと思います。

我々が使用している実験施設、Rigler Research Centerはデジタルサブトラクションアンギオ装置(DSA)を備えた大型動物用の研究施設で、20人を超える研究者と2人の専任動物技師、並びに専任獣医が共同で実験を行います。現在Prof. Fernando Vinuela並びに結城一郎医師が兼任でディレクターを務めます。 脳動脈瘤治療の歴史を変えたGDCコイルも当施設で1989年に誕生しました。また昨年日本で認可された世界初のBioactive coil、Matrix detachable coilRも村山雄一教授(現慈恵医大血管内治療部教授)らが中心となり、同施設で開発されました。動脈瘤の治療デバイスの他、動静脈奇形に使用される液体塞栓物質Onyx(2009年日本で認可), 脳梗塞患者の血栓摘出術で使用されるMerci device(2010年日本認可の予定)と脳血管内治療を支える多くのDeviceがこのRigler Centerで開発されたという経緯があります。

現在我々のチームで行っている実験は、主に動脈瘤治療のCoil Deviceの開発(Bioengineeringとの共同開発のCoilや企業と提携した次世代のBioactive coil)、脳梗塞治療のためのThrombectomy Deviceの開発、またDSA/ 3テスラMRIを使用したCanine Stroke modelがあります。Labで使用されるDeviceは、臨床使用直前のFDA未認可のデバイスで、動物実験を行う事によりそれらを評価しています。治療開発の先端に参加する事で、どのようにして新しいデバイスが開発されるのか、そのプロセスを学ぶ事ができるのもこの研究施設の特徴といえます。当施設の他に、神経病理を担当するVinters lab、分子生物学的実験を行うWeintraub center、コンピューター・シミュレーションによる流体力学的分析を行うcomputer lab、大型動物用3 Tesla MRI labがあり、お互いに協力しながら共同研究を行っています。

以上簡単にですが、研究の環境・内容をお話させていただきました。 この施設、研究分野に興味がある方がいらっしゃいましたら、ご連絡頂ければと思います。

菅一成
ikan@mednet.ucla.edu